オスグッドの症状と対策の話 春は部活生のオスグッドが増える時期です。オスグッドはサポーターやテーピングのみではいけません
こんにちは、いしばし整骨院の石橋です
毎年春になると部活生の怪我が多くなり試合前に来院される学生が急増します。
冬は試合が少なく基礎トレーニングが多いのであまり痛みはないのですが春は違います。
中体連や高体連に向け練習が本格的になり練習試合も多くなります。
痛みがあっても試合に出たいために無理をする選手が多いのもこの時期です。
今までにも中体連の前日に肉離れや足首の捻挫が痛くてどうしよもなく来院する学生を多く見てきました。
軽いケガによっては一日で症状が落ち着くものもあれば数日から一週間以上かかるものもあります。
大会前は大事な時期です。僅かな調整の変化でもパフォーマンスが変わってしまう場合があります。
出来れば大会前ギリギリではなく早めに調整してあげたいですね^^
今回は学生の中でも特に中学生に多いオスグッドの話です。
オスグッド、部活でスポーツをしているとこの症状の名前はよく聞くのではないでしょうか
膝の下の部分がポッコリ出てきて膝をついたりジャンプしたりすると痛みが出てきます。
お皿(膝蓋骨)の下にある脛骨粗面が大腿四頭筋に引っ張られ骨が浮き上がってしまいます。
そのためお皿の下部分(脛骨粗面)がポッコリ出て見えるんですね
ひどければ剥離骨折になってしまう場合もあります。
大腿四頭筋の柔軟不足で起こると言われますが、原因はそれだけではありません。
小学中学生は骨が完全に出来上がっていない為、骨が柔らかい状態にあります。
そこにジャンプやキック、ダッシュなどの瞬発的な力が加わり骨に牽引力を加えます。
部活をしてない、あまり運動をしない子はならないのは牽引力が少ないからなんですね
高校生になると骨の成長がある程度出来上がり骨がしっかりしてきます。
高校生の骨はオスグッドになりにくくなります。
しかし高校生になるまでずっと部活出来ないのは本人にとっては嫌なものです。
ほとんどの整形外科や整骨院では大腿四頭筋のストレッチ指導をメインに行っています。
では大腿四頭筋のストレッチだけで症状が治るかというと・・・
意外と簡単には治らないんですね
テーピングやサポーターをしてもその時はいいけど部活をすると痛い・・
そんな声を多く聞いてきました。
大腿四頭筋がなぜこんなにも柔軟不足で引っ張られているかの原因が無くならないと根本的には解決できません。
現在ほとんどの子供が股関節が固いか姿勢が悪いことによって起こていると考えています。
立った状態でお子さんの太ももの前の筋肉を触ってみて下さい。
すごく硬くて緊張してませんか??
姿勢が悪いと太ももの前の筋肉は緊張しっぱなしなんです。
その引っ張った状態でスポーツを行えば筋肉の腱引力が強すぎてお皿の下の骨が負けてしまいます。
姿勢の改善、筋肉の柔軟性アップの両方が必要なんですね
いしばし整骨院ではなぜ痛くなるかをしっかり説明していきます。
学生本人はもちろん保護者にも分かりやすい説明を心掛け納得の上治療をスタートします。
もし大事なお子さんがオスグッドで困っている
オスグッドで練習に行けない
オスグッドを治療しているけど中々良くならない
等のお悩みをお持ちの方は一度いしばし整骨院へご相談ください!
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