OCDという言葉ご存じですか??

こんにちは!いしばし整骨院の田中です

 

 

今回は小学生から中学生にかけて起こり易い離断性骨軟骨炎(OCD)の中でも特に肘のOCDについてお話させて頂きたいと思います!

 

肘離断性骨軟骨炎(OCD)とは野球肘の1つで(テニスや体操競技などで起こることもあります)、肘の外側(上腕骨小頭)の軟骨とその深部にある軟骨下骨に起こる障害です。

 

・症状

主な症状は、肘の曲げ伸ばしなど動かした時の痛みや可動域制限とされていますが、痛みも可動域制限も症状が全くないケースもあり、野球肘検診などメディカルチェックで発覚したり肘の内側の痛みで病院を受診した時に発見されることもあります。

重症化し軟骨が剥がれ落ちるといわゆる「関節ねずみ」と言われる関節内遊離体となりロッキングなどの症状を誘発することもあります。

 

・好発年齢

小学生から中学生くらいまでの年齢で発症することが多く、高校生以上で初めて発生することはまずありませんが、過去に発症したOCDが高校生以上になって見つかるという可能性はあります!

この障害は他の野球肘と違い、サッカーやバスケなどあまり肘を使わないスポーツでも発生すると言われています。他のスポーツでは重篤化することなく自然に治癒するようで問題視されていませんが、野球のようにボールを投げる負担が肘にかかると重篤化してしまい、痛みや可動域制限などの症状が現れてきます!

 

・治療

ノースロー、運動禁止などの局所安静低出力超音波療法による軟骨や骨の癒合促進が行われます!

主治医の判断によっては、ギブス固定し、数ヶ月安静という場合もあるようです。 個人的にはプレーを中断して治療に専念というのは好きではありませんが、骨軟骨の障害ですので、安静や場合によっては固定も必要だと思います。

また詳しくは後述しますが、肘以外の患部外のコンディショニングやトレーニング、投球フォームの修正も重要になります。

 

OCDを始めとしたスポーツ障害は早期発見、早期処置、リハビリが大切になってきます!実際にスポーツ障害に悩まされている方、手術後のケアでお困りの方は是非いしばし整骨院まで(^_-)-☆

 

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いしばし整骨院
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