疲労骨折の中でも発生頻度の高い中足骨疲労骨折について!!

こんにちは!いしばし整骨院の田中です

 

最近は、緊急事態も明けコロナ感染者数も少なくなっている事も

重なってか、患者様でも運動をされる方がかなり増えてきました!

 

ウォーキングをされる方、ランニングされる方、テニスやゴルフなどの球技を

される方など様々な方がいらっしゃいます!

 

私自身もテニスをしているのですが緊急事態の影響もあり最近は中々出来て

いなかったのですが、最近ようやくする事が出来ました

 

やっぱり汗をかくのは良いものですね

 

今回はそんな運動にまつわる怪我についてご紹介致します!

 

突然ですが皆さんは疲労骨折という言葉を聞いた事はありますか??

 

疲労骨折とは運動のし過ぎや長期に渡って骨に介達的な外力が加わった際に

骨折を起こしてしまうものを言います!

 

分かりやすく言うと「針金を繰り返し折り曲げ続けるとやがて切断してしまう」

この様なイメージをして頂いたらいいかもしれません

 

そんな疲労骨折の中でも起こる可能性の高い「中足骨疲労骨折」についての

お話しになります(^_-)-☆

 

【中足骨疲労骨折】の起こりやすい場所

「中足骨」は足の指の延長上にある「足の甲」をつくる骨です。
第1中足骨から第5中足骨まで5つあります。発生頻度としては、

第2・第3中足骨が最も多い!次は第4中足骨。

第5中足骨も起こりやすい(下駄骨折

第1中足骨でも起こるが舟状骨でも起こることがある。

 

発生原因

足部にある「縦アーチ」に繰り返し負担がかかることによって中足骨が損傷します。

「縦アーチ」は、足部でバネの役割をしていて、着地時の衝撃と推進力を増強する

仕事をしてくれます!

 

その為ランニング・ジャンプ・ターンなど足部に強い力が加わる動作が何度も繰り返される

ことによってバネ自体が衝撃を吸収し辛くなり中足骨に負担が及び起こることが多いです

 

 

どんな人に起こりやすい?

いちばん多いのは、スポーツ選手です!
サッカー・ラグビー・バスケットボール・陸上の選手は特に多いです

その他にもバレー、テニス、野球などどのスポーツでも起こり得ます!

 

なんとなく持久系のスポーツに多い印象ですが、瞬発系のスポーツでもよくみられるんですよ!

 

起こりやすい特徴として

・体重が重い

・ハイアーチ

・硬い地面でのスポーツ

・クッション性のない靴底

・オーバートレーニング

起こりやすい年代は、まだ骨が柔らかい中高生がもっとも多いです。

ですが、オーバーユース(使い過ぎ)による疾患のためどの年代でも起こるといえます。

 

【中足骨疲労骨折】は、足部の縦アーチへの負荷により起こるものなので、その負荷を

少しでも減らすことが大事になってきます。

 

症状

患部に荷重がかかるように体重をかけると強く痛みます。

 

さらには腫れ、軸圧痛(指側から負荷をかける)がみられます。

 

その為痛めている足でのジャンプが困難になります

 

骨の損傷がひどいと内出血斑もみられることがあります。

 

レントゲンに映らないことも!

【疲労骨折】全般にいえることですが、痛みが出始めてすぐにレントゲン撮影をしても

骨折として映らないことが特徴です

 

痛みが出始めてから2週間ぐらい経過してから、もう一度撮影すると「仮骨」が形成

されているのが見えます!


【中足骨疲労骨折】は我慢強い方に起こりやすい骨折ですね!

とくに「疲労骨折」は、痛くても頑張ってやってしまう「頑張り屋さん」がなりやすいといえます。

「疲労骨折」を一度起こしてしまうと患部は最低4週間の安静が

求められてしまいます。

 

なるべくなら疲労骨折する前に自分で、または指導者が気づいて

対処してあげたいですね(*^-^*)

 

もし疲労骨折になってしまった場合はただ安静するだけでなく患部周囲の

代謝を上げることが治癒の促進にも繋がってくれるので大切になります

 

早期に競技復帰する為に出来る事を休みの期間にしっかり行わなければ

なりません。

 

何をすればいいのか、どの程度動いて良いのかなど疑問のある方は

是非一度当院までご相談下さい!!

 

一日でも早い取り組みがその先のあなたの活躍に直結します!!

いしばし整骨院
住所 福岡県久留米市諏訪野町2619江崎第7ビル1階
電話番号 0942-38-4640
受付時間 午前9:00~12:30 / 午後14:30~19:30
定休日 土曜日午後・日曜・祝日
最寄り駅 西鉄電車 大牟田線 西鉄久留米駅