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日常生活において重要なインナーマッスル。皆さんはどのくらい使えていますか?インナーマッスルを強くするならいしばし整骨院まで!
こんにちは!いしばし整骨院の山口です!
夏の暑さから少しずつ涼しさが出てきましたね!
運動するには一番いい季節ではないでしょうか?
そんな運動においてとても大事な「インナーマッスル」についてお話ししようと思います。
皆さん「インナーマッスル」という言葉よく耳にしませんか?
インナーマッスルとは何なのか、どういった影響があるのか、皆さんに知って頂きたいと思います。
1. インナーマッスルとは?
インナーマッスルは、体の深い部分にある筋肉のことです。私たちの体には、表面に近い筋肉(アウターマッスル)と、内側にある筋肉(インナーマッスル)があります。インナーマッスルは、普段あまり意識することがない筋肉ですが、姿勢を支えたり、関節を安定させたり、体のバランスをとる重要な役割を果たしています。
例えば、椅子に座っているときや、歩いているときでも、インナーマッスルは自然に働いています。体を安定させるために、常に小さな動きで調整をしているのです。インナーマッスルがしっかりと働いていることで、腰や膝などの関節に無理な負担がかかることを防ぐことができます。
2. こんな方はインナーマッスルが弱っています
次のような症状がある方は、インナーマッスルが弱っている可能性があります:
・30分間同じ姿勢でいられない(動いている方が楽)
・疲れやすい(朝起きれない、すぐ眠たくなる)
・表面の筋肉が硬い
・脚が上がらない、すぐにつまずく
・基礎体温が低い(35℃台)
・内臓脂肪が多い
・治療後に痛みがすぐ戻る
・スポーツのパフォーマンスが上がらない
3. インナーマッスルの作用・特徴
インナーマッスルの主な役割は、関節を安定させることです。関節は、動きをスムーズに行うための重要な場所ですが、インナーマッスルが弱いと、その安定性が低下し、ケガや痛みを引き起こす原因になります。
例えば、体をねじる動作をするときなど、バランスを保つためにインナーマッスルが活躍します。階段を登ったり、片足立ちをしたりするときにも、意識しなくてもインナーマッスルが働いているのです。
また、インナーマッスルは長時間、持続的に働く筋肉で、疲れにくい特徴があります。これに対してアウターマッスルは瞬発力が強く、短時間で大きな力を発揮しますが、インナーマッスルは日常生活の動作を支えるように、細かい調整を長時間行うことが得意です。
4. インナーマッスルとアウターマッスルの違い
インナーマッスルとアウターマッスルの違いは、主に位置と役割です。
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インナーマッスル:体の深い部分にあり、体を支えたり、関節を安定させる役割があります。主に小さな動きで、バランスを保ったり、姿勢を維持するために働きます。(支える筋肉)
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アウターマッスル:体の表面にあり、腕や脚を動かす大きな力を出す筋肉です。運動や重いものを持ち上げるときに強く働きます。(動かす筋肉)
例えば、インナーマッスルは陸上で言う長距離走の選手。持久力はあるが瞬発的なパワーがありません。一方、アウターマッスルは短距離走の選手。瞬発的なパワーはありますが持久力がありません。
両方の筋肉がバランスよく働くことで、体はスムーズに動き、ケガを防ぐことができます。しかし、インナーマッスルが弱くなると、体を支える力が不足し、アウターマッスルに負担がかかってしまい、結果として痛みや疲労が生じやすくなります。
5. インナーマッスルを鍛えることによる効果
インナーマッスルを鍛えることで、さまざまな効果が期待できます。
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姿勢が良くなる:インナーマッスルがしっかりと働くようになると、背骨や骨盤が正しい位置に保たれ、自然と姿勢が良くなります。猫背が改善されると、見た目がスッキリし、腰や肩の痛みも軽減されます。
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疲れにくくなる:インナーマッスルを鍛えることで、体を効率的に支えられるようになり、日常の動作で疲れにくくなります。例えば、長時間歩いても、腰や膝に痛みが出にくくなります。
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スポーツパフォーマンスが向上する:インナーマッスルはバランスを保つ筋肉なので、スポーツをする際にも非常に重要です。特に、ゴルフやテニスのような体をひねる動作が多いスポーツでは、インナーマッスルがしっかりしていると、スムーズに体を動かすことができ、ケガのリスクも減ります。
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基礎代謝が上がり、太りにくくなる:インナーマッスルを鍛えることで、基礎代謝が上がります。基礎代謝とは、何もしていないときでも体がエネルギーを消費する量のことです。インナーマッスルが増えると、日常生活の中で消費されるエネルギー量が増え、太りにくい体質に近づくことができます。
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腰痛や肩こりの改善:インナーマッスルが弱いと、関節に負担がかかり、腰痛や肩こりの原因になります。逆に、インナーマッスルを鍛えることで、体のバランスが整い、腰痛や肩こりが和らぐ効果が期待できます。
- 細胞のミトコンドリアが活性化:インナーマッスルが強くなると細胞内のミトコンドリアが活性化しアディポネクチンが増えます。アディポネクチンは別名「長寿細胞」と呼ばれ、様々な生活習慣病の予防に大切なんです。
➀糖の取り込みを促進➡糖尿病の予防
➁脂肪燃焼を高める➡高脂血症の予防
➂血管を修復する➡動脈硬化の予防
➃血管を拡張・腫瘍の増殖抑制➡高血圧・がん・アルツハイマーの予防
おわりに
インナーマッスルは、普段あまり意識されることが少ないですが、体の健康を保つために非常に重要な筋肉です。弱ってしまうと、姿勢の乱れや疲労、関節の痛みなどが生じやすくなります。しかし、正しい方法でインナーマッスルを鍛えることで、姿勢改善や疲労の軽減、スポーツパフォーマンスの向上など、多くの効果が期待できます。整骨院では、インナーマッスルを効果的に鍛えるためのトレーニングやサポートを提供していますので、ぜひご相談ください。