内反小趾
- 小指の付け根が痛くて歩くのが辛い
- 靴を履くたびに小指が圧迫されて痛む
- 小指の外側にタコや豆ができてしまう
- 小指が他の指に重なって変形している
- 市販のインソールや靴で痛みが改善しない
内反小趾(ないはんしょうし)とは、足の小指が内側に曲がってしまう状態のことを指します。痛みや不快感を伴うだけでなく、放っておくとさらに悪化し、日常生活に大きな影響を与えることもあります。このページでは、内反小趾の原因や治療方法について、分かりやすく説明します。
内反小趾になってしまう原因は?|いしばし整骨院
内反小趾が発生する原因は複数あります。これらの要因が複雑に絡み合うことで、小指が内側に曲がり、痛みや変形が進行します。以下に、内反小趾の主要な原因を詳しく解説します。
1.靴の形状とサイズの問題
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つま先が狭い靴: つま先部分が細くなっている靴(ポインテッドトゥの靴など)は、足の指を圧迫し、小指が内側に押し込まれる原因となります。これにより、日常的に小指が不自然な形に固定され、内反小趾が進行します。
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サイズが合わない靴: 足に対して小さいサイズの靴を履くと、指が窮屈になり、小指に負担がかかります。逆に、大きすぎる靴を履くと、足が靴の中で滑り、指が常に擦れるため、これも内反小趾の原因となります。
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ヒールの高い靴: ヒールの高い靴は、体重が前足部に集中し、指先が圧迫されることで、小指が内側に押し込まれやすくなります。これにより、内反小趾が進行するリスクが高まります。
2.歩き方や姿勢の癖
歩き方や姿勢の癖も、内反小趾の原因となります。特に、以下のような習慣がある人は注意が必要です。
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足の外側に重心をかける歩き方: 歩行時に足の外側に過剰な負担をかけると、小指に過度の圧力がかかり、内反小趾が進行しやすくなります。特に、外反母趾と併発している場合、この歩き方の癖が悪化の原因となることが多いです。
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偏った姿勢: 長時間、片足に重心をかけたり、姿勢が偏ったまま立ち続けると、足全体のバランスが崩れ、小指が内側に押しやられる原因となります。
3.筋力の低下と足のアーチの崩れ
足の指や足底筋の筋力が低下すると、足のアーチが崩れやすくなり、小指が内側に傾きやすくなります。
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足底筋の筋力低下: 足の裏にある筋肉(足底筋)が弱くなると、足の指を支える力が不足し、結果として内反小趾が進行します。特に、加齢や運動不足によって筋力が低下すると、内反小趾のリスクが高まります。
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足のアーチの崩れ: 足のアーチが低下すると、足全体のバランスが崩れ、小指に余計な負担がかかるため、内反小趾が進行しやすくなります。特に、偏平足の人は内反小趾のリスクが高いと言われています。
4.外的要因
内反小趾の発症には、環境的な要因も影響します。たとえば、以下のような状況が考えられます。
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仕事や日常生活でのストレス: 長時間立ち仕事をする人や、歩行量が多い人は、足にかかる負担が大きく、内反小趾を発症しやすくなります。
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スポーツや激しい運動: スポーツや運動で足に過度な負担がかかると、小指が変形しやすくなります。特に、ランニングやジャンプを伴う運動は、小指に大きな負荷を与えるため、注意が必要です。
内反小趾が改善しない、悪化する理由は?|いしばし整骨院
内反小趾が改善しない、または悪化してしまう理由はいくつかあります。これらの原因を理解し、適切な対策を取ることで、症状の改善を促すことができます。以下に、内反小趾が治りにくい、または悪化する主な理由を詳しく解説します。
1.適切な治療を受けていない
内反小趾の痛みや変形を感じても、適切な治療を受けずに放置すると、症状が進行しやすくなります。
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早期治療の欠如:初期段階での治療が行われないと、足の構造が徐々に変形し、痛みが増すだけでなく、歩行が困難になることもあります。
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誤った治療方法:市販のサポーターやインソールを自己判断で使用すると、症状を悪化させることがあります。専門家のアドバイスを受けずに行うと、根本的な改善が難しくなります。
2.不適切な靴選び
内反小趾の治療中でも、間違った靴を履き続けると、症状が改善しにくく、逆に悪化することがあります。
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狭い靴やヒールの高い靴:これらの靴は足に負担をかけ、小指を内側に押し込む力が強まります。治療中でもこれらの靴を避けないと、改善が遅れるか、症状が悪化する可能性があります。
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サイズの合わない靴:足に合わない靴を履くことで、足の指が不自然な位置に固定され、内反小趾が進行しやすくなります。
3.足のケア不足
足のストレッチやマッサージ、筋力トレーニングなどのケアを怠ると、内反小趾の改善が遅れることがあります。
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筋力の低下:足の筋肉を鍛えるエクササイズを行わないと、足の指やアーチを支える力が弱まり、内反小趾が進行しやすくなります。
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柔軟性の欠如:足の柔軟性を保つストレッチを行わないと、足の動きが制限され、痛みや変形が悪化することがあります。
4.自己判断での対処
内反小趾の治療を自己判断で行うことは、症状を悪化させる原因となります。
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不適切なサポーターやインソールの使用:市販品を適切に選ばずに使用すると、足に合わずに逆効果となることがあります。
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誤ったエクササイズ:適切な指導なしに行うエクササイズは、足に負担をかけてしまい、内反小趾を悪化させる可能性があります。
5.生活習慣の改善不足
内反小趾の改善には、日常生活の中での習慣も重要です。これを怠ると、症状が治りにくくなります。
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長時間の立ち仕事や歩行:長時間同じ姿勢でいると、足に負担がかかり、内反小趾が悪化することがあります。
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運動不足や過度の運動:適度な運動は足の筋力を保つのに役立ちますが、運動不足や過度な運動は足のバランスを崩し、症状を悪化させることがあります。
6.他の健康問題との関連
内反小趾が他の健康問題と関連している場合、適切な対処が行われないと症状が改善しにくくなります。
- 関節リウマチや糖尿病:これらの疾患があると、足の変形や痛みが起こりやすくなります。専門的な治療が必要です。
- 肥満:体重が増えると、足にかかる負担が大きくなり、内反小趾が悪化することがあります。
内反小趾の治療方法は?|いしばし整骨院
内反小趾の治療は、症状の程度に応じてさまざまな方法があります。
1. 適切な靴選び:つま先が広く、足にフィットする靴を選ぶことが重要です。ヒールの高さは3cm以下が理想的です。
2. インソールやサポーターの使用:足の形に合ったインソールやサポーターを使用することで、足の負担を軽減し、内反小趾の進行を防ぐことができます。
3. ストレッチや筋力トレーニング:足の筋力を鍛えることで、内反小趾の症状を改善できます。専門家による指導のもと、適切なエクササイズを行うことが大切です。
4. 整骨院での治療:柔道整復師による施術は、内反小趾の症状を和らげ、根本的な改善を目指すことができます。手技療法や物理療法を用いて、足全体のバランスを整えることで、痛みの軽減を図ります。
内反小趾が治るまでの期間は、症状の程度や治療法によって異なります。
1. 軽度の場合:適切な靴を履き、インソールやストレッチを取り入れることで、数週間から数ヶ月で痛みが和らぎます。
2. 中度の場合:整骨院での施術やサポーターの使用を続けることで、数ヶ月から半年ほどで改善が見られます。
3. 重度の場合:手術が必要な場合、回復には数ヶ月から1年ほどかかることがあります。その間、医師や整骨院の指導を受けながら、リハビリを行うことが重要です。
当院独自の内反小趾施術|いしばし整骨院
当院では、まず初めに患者さまの身体状態を包括的に評価し、内反小趾を生む根本的原因を探りながら、その原因に適した施術を選択しております。
筋肉へのアプローチ・背骨や骨盤のゆがみへのアプローチ・ストレスや内臓の不調からくる自律神経の乱れへのアプローチなど、個々の原因に適した適切なアプローチを選択することで、症状改善率を大幅に向上させます。筋肉へのアプローチとしては、手技を用いたマッサージで筋肉の緊張を取り、炎症を和らげます。
根本的原因となる背骨や骨盤のゆがみへのアプローチとして、当院独自のソフトな矯正技術でミリ単位で整え、全体のゆがみを修正して自然治癒力を高めて症状改善を促します。また、再発防止策や日常生活で気軽に取り組めるケア法もご提供していますので、お気軽に当院までお越しください。
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