陸上の短距離・長距離、サッカーやバスケットボール、バレーボールなどダッシュ動作やジャンプ動作を繰り返すスポーツでよく見られるスポーツ障害の一つです。

下腿部の骨膜が炎症を起こす事で、脛骨(すね)の内側下3分の1に痛みが出る障害です。

シンスプリントの主な原因はオーバーユースとされています。脛骨には、下腿三頭筋や後脛骨筋など多くの筋肉が付着しています。これらの筋肉は、ランニングやダッシュ動作、ジャンプ動作時に脛骨内側の骨膜を引っ張ります。この動作を過度に繰り返す事で、筋肉と骨膜の間でストレスが生じ、炎症が起きるリスクが高まります。

シンスプリントはオーバーユースが主な原因とされていますが、それ以外にもシンスプリントの原因として考えられているものがあります。

・アスファルトやコンクリートなど硬い地面でのランニングやダッシュ動作

・足に合わないスパイクやシューズでの練習

・О脚や偏平足など脚の形状の特徴

・筋肉の柔軟性の低下

・股関節や足関節の可動域の低下

・腸腰筋や大腿筋膜張筋などが使えていない

シンスプリントを放置すると最終的には、「疲労骨折」になってしまします。骨膜と筋肉との間にストレスが生じて炎症が起き、その状態が強く続くと炎症が骨にまで達して「疲労骨折」を起こしてしまいます。

いしばし整骨院は『根本改善』を目的とした施術を提供しております。その為、視診・触診、解剖学的理論に基づく検査を始めとする『問診』を大切にしております。どの筋肉が作用し骨の歪みや変形を作っているか、バランスを崩しているかを適切に見極め原因となる筋肉にアプローチを掛けていきます。

筋肉が弱くなり使えていない部分にはハイボルト療法を行い赤筋線維の活性化を図り、左右のバランスを良くし運動トレーニング指導を行います。

ケガのを治すだけでなく、運動パフォーマンスを最大限発揮できる様にサポートします。