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ヘバーデン結節

こんな症状でお悩みではありませんか

  • 指の第一関節が痛くて、物を持つのがつらい
  • 指の関節が腫れて曲がってきた
  • 時々、指先がしびれることがある
  • おしゃれな指輪やアクセサリーが指にはまらなくなった
  • 指の痛みで家事や仕事がうまくできない

このような症状に悩んでいる方、それは「ヘバーデン結節」が原因かもしれません。ヘバーデン結節は、指の第一関節が変形し、痛みや腫れを伴うことが多い疾患です。
このページでは、ヘバーデン結節の原因や治療方法について、わかりやすく解説します。

ヘバーデン結節になってしまう原因は?|いしばし整骨院

ヘバーデン結節が発生する原因は、複数の要因が絡み合っています。以下に、主な原因を詳しく説明します。

1. 遺伝的要因

  • 遺伝的な影響
    ヘバーデン結節は、遺伝的な要因が強く関与している疾患です。家族に同じ症状を持つ人がいる場合、その遺伝子を受け継ぐことで、発症リスクが高まります。特に、母親や祖母がヘバーデン結節を持っている場合、子供や孫も発症する可能性が高くなります。

  • 関節の形状や構造
    遺伝的な影響により、指の関節の形状や構造が異常である場合、関節に負担がかかりやすくなります。これにより、関節の軟骨がすり減りやすく、結果としてヘバーデン結節が発生します。

2. 年齢と性別

  • 加齢による関節の変性
    年齢を重ねると、関節の軟骨が自然にすり減り、関節が硬くなります。これがヘバーデン結節の発症を引き起こす主な原因の一つです。特に50歳以上の女性に多く見られます。

  • ホルモン分泌の変化
    女性に多く発症する理由の一つとして、閉経によるエストロゲンの減少が挙げられます。エストロゲンは、骨や関節の健康を維持する重要なホルモンです。そのため、閉経後にエストロゲンの分泌が減少すると、関節が弱くなり、ヘバーデン結節が発症しやすくなります。

3. 関節の酷使と職業的要因

  • 手を多く使う職業や活動
    手を頻繁に使用する職業や趣味を持つ方は、指の第一関節に過度な負担がかかりやすくなります。例えば、長時間のキーボード作業や手作業を必要とする仕事、または楽器の演奏などがこれに該当します。このような繰り返しの動作は、関節の摩耗を早め、ヘバーデン結節を引き起こす可能性があります。

  • 関節の過度な負荷

    重い物を持ち続ける、あるいは指を酷使する運動を長時間続けることで、指の関節に過度な負担がかかります。これにより、関節内の軟骨が損傷しやすくなり、ヘバーデン結節のリスクが高まります。

4. その他の生活習慣

  • 不適切な栄養バランス
    栄養の偏りや、不適切な食事が関節の健康に悪影響を与えることがあります。特に、カルシウムやビタミンD、オメガ3脂肪酸など、骨や関節を支える栄養素が不足していると、関節が弱くなり、ヘバーデン結節のリスクが高まります。

  • 運動不足と過度の運動
    運動不足により関節周りの筋肉が弱くなると、関節への負担が増え、変形が進みやすくなります。一方で、過度な運動も関節に過剰な負担をかけ、ヘバーデン結節を悪化させる可能性があります。

ヘバーデン結節が改善しない、悪化する理由は?|いしばし整骨院

ヘバーデン結節がなかなか改善せず、さらに悪化してしまう理由には、いくつかの要因が関与しています。それぞれについて詳しく見ていきましょう。

1. 関節の継続的な負荷

  • 過度な使用
    ヘバーデン結節を持つ指の関節に過度な負荷がかかり続けると、症状が改善することなく悪化してしまう可能性があります。例えば、長時間のパソコン作業や手先を使う仕事、趣味での手作業が続くと、関節にかかるストレスが増大し、痛みや腫れが悪化します。

  • 不適切なケア
    痛みを我慢して日常の活動を続けたり、適切な休息を取らないことで、関節の状態が悪化することがあります。特に、痛みがあるにもかかわらず同じ動作を繰り返してしまうことは、症状の進行を早める原因となります。

2. 炎症の持続

  • 慢性的な炎症
    ヘバーデン結節は関節の炎症を伴うことが多いですが、この炎症が慢性的に続くと、軟骨や周囲の組織がさらに損傷し、症状が悪化します。炎症が治まらないまま日常生活を送ると、関節の変形が進み、痛みや可動域の制限が強くなります。

  • 未治療の炎症
    痛みや腫れを放置し、適切な治療を受けないことで、炎症が長引き、結果的に関節の変形や痛みが悪化してしまうことがあります。炎症を早期に抑えることは、症状の悪化を防ぐために非常に重要です。

3. 適切な治療の欠如

  • 誤った治療法の選択
    ヘバーデン結節に対して誤った治療を行うと、症状が改善しないだけでなく、悪化する可能性があります。例えば、炎症があるにもかかわらずマッサージを強行したり、適切なサポートや装具を使用せずに活動を続けることは、症状を悪化させる原因となり得ます。

  • 治療の遅れ
    症状が軽度なうちに治療を開始しなかった場合、症状が進行し、後から治療を行っても改善が見られにくくなります。特に、関節の変形が進んでからでは、手術以外の治療法では効果が限られることが多いです。

4. 不適切な生活習慣

  • 栄養不足
    骨や関節を健康に保つためには、バランスの取れた食事が重要です。カルシウムやビタミンD、オメガ3脂肪酸など、関節の健康に必要な栄養素が不足していると、ヘバーデン結節の症状が改善しにくく、悪化しやすくなります。

  • 運動不足と過度の運動
    適度な運動は関節の健康維持に重要ですが、運動不足や逆に過度な運動は、症状の改善を妨げる要因となります。運動不足は筋力の低下を招き、関節への負担を増大させます。一方で、過度な運動は関節にさらなるストレスを与え、炎症や痛みを悪化させる原因となります。

ヘバーデン結節の治療方法は?|いしばし整骨院

ヘバーデン結節の治療には、いくつかのアプローチがあります。以下は、その代表的な治療方法です。

1.保存療法

  • 薬物療法:痛みや炎症を抑えるために、消炎鎮痛剤や湿布が使用されます。これにより、痛みの軽減と関節の炎症を抑えることができます。

  • アイシング:患部を冷やすことで、炎症と痛みを抑えることができます。アイシングは、短時間で効果を感じられる方法です。

  • 装具の使用:サポーターや指の固定具を使用することで、関節の動きを制限し、症状の進行を防ぎます。

2.リハビリテーション

  • 関節のストレッチと運動:専門家の指導のもと、指の関節を柔軟に保つためのストレッチや筋力トレーニングが行われます。これにより、関節の硬化を防ぎ、痛みを和らげます。
  • 温熱療法:温熱療法によって血行を促進し、炎症を和らげる効果があります。温めることで関節の柔軟性が向上し、痛みが軽減します。

3.食事療法

  • 抗炎症食品の摂取:オメガ3脂肪酸を多く含む魚や、抗酸化作用のある野菜を積極的に摂ることで、体の炎症を抑え、症状の悪化を防ぎます。
  • 関節に良いサプリメント:グルコサミンやコンドロイチンなどのサプリメントを摂取することで、関節の健康をサポートします。

4.外科的治療

  • 手術:保存療法やリハビリテーションで改善が見られない場合、外科的に関節を修復する手術が行われることがあります。手術によって、痛みの原因となる部分を取り除き、関節の動きを改善します。

ヘバーデン結節が治るまでの期間は、症状の進行度や治療方法、個人の体質によって異なります。

1.初期段階の治療

  • 早期に適切な治療を開始すれば、数ヶ月で痛みや腫れが軽減し、日常生活が楽になる場合があります。

2.中等度から重度の場合

  • 症状が進行している場合は、治療に1年以上かかることもあります。リハビリや生活習慣の見直しが重要です。

3.慢性的な症状

  • 長期間放置した場合や、他の疾患が併発している場合は、完全な治癒が難しくなることがあります。しかし、適切な治療で症状のコントロールは可能です。

当院独自のヘバーデン結節施術|いしばし整骨院

当院では、まず初めに患者さまの身体状態を包括的に評価し、ヘバーデン結節を生む根本的原因を探りながら、その原因に適した施術を選択しております。

筋肉へのアプローチ・背骨や骨盤のゆがみへのアプローチ・ストレスや内臓の不調からくる自律神経の乱れへのアプローチなど、個々の原因に適した適切なアプローチを選択することで、症状改善率を大幅に向上させます。筋肉へのアプローチとしては、手技を用いたマッサージで筋肉の緊張を取り、炎症を和らげます。

根本的原因となる背骨や骨盤のゆがみへのアプローチとして、当院独自のソフトな矯正技術でミリ単位で整え、全体のゆがみを修正して自然治癒力を高めて症状改善を促します。また、再発防止策や日常生活で気軽に取り組めるケア法もご提供していますので、お気軽に当院までお越しください。

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