腰椎分離症は、腰椎の一部である椎弓（vertebral arch）の一部が骨折した状態を指します。骨折部位は主に第５腰椎で起こりやすいとされています。

腰椎分離症は、好発年齢が10～15歳と若い年齢層です。スポーツを活発におこなっている人に多く、特に体を反らす動作が多い体操やバレエなどの競技やよく走るスポーツ時でおこりやすくなります。

腰椎分離症は早期に発見し、適切に管理されることで予後が大きく変わってきます。治療は保存的療法が基本となりますが、重症の場合はオペが適応となります。

1. 正しい姿勢の維持: 腰椎の負担を減らすために、正しい姿勢を意識して日常生活や運動時に注意することが重要です。特に重い物を持ち上げる際には、腰に負荷がかかりすぎないようにすることが大切です。

2. 適切な体重管理: 過体重や肥満は腰椎に余分な負担をかけることがあります。健康的な体重を維持するために、バランスの取れた食事と適度な運動を行うことが推奨されます。

3. 筋力トレーニングと柔軟性の向上: 股関節の周囲筋とインナーマッスルを強化することで、腰椎の安定性を高めることができます。また、筋肉を鍛えるだけではなく柔軟性を向上させる事で体に余裕がうまれ怪我しづらくなります。

4. スポーツや活動のバランス: 特定のスポーツや活動（例えば、柔道や体操など）が腰椎に負担をかける場合は、適切な技術を身につけることや、過度な負荷を避ける工夫をすることが重要です。

特に疲労や筋力の低下時には注意が必要です。

5. 適切な休息と回復: 運動後は腰椎への負荷を軽減するために適切な休息と回復をとることが大切です。

いしばし整骨院では、腰椎分離症になってしまった方に対して患部だけでなく様々な角度から治療をおこなっております。腰椎分離症でお困りの方は是非一度当院までお越し下さい。