TFCC損傷の原因はさまざまですが、主に以下のようなことが挙げられます。

・手首に強い負荷がかかる

テニスやゴルフなど、手首を頻繁に使用するスポーツでは、手首に繰り返し負担がかかります。これによって、TFCCが傷つきやすくなります。また、重い物を持ち上げる仕事や、手首をねじる動作を伴う作業も同様に負荷がかかりやすいです。

・手首を強くひねる

事故や転倒で手をついた際に、手首を急激にひねってしまうことがあります。このような強い衝撃や無理な動作で、TFCCが損傷することがあります。

・加齢による変化

年齢を重ねることで、体の組織が弱くなっていきます。特に軟骨や腱の部分は年齢とともに劣化しやすく、軽度の負荷でも損傷が起こることがあります。

TFCC損傷の痛みが長引いたり、悪化する場合、いくつかの要因が考えられます。

・適切な治療を受けていない

TFCC損傷は、放置してしまうと治りにくいケガです。自己判断で無理に手首を使い続けると、損傷が悪化してしまう可能性があります。早期に適切な治療を受けることが、回復への近道です。

・手首を安静にできていない

手首を休ませずに、日常生活やスポーツで無理に使用してしまうと、炎症や痛みが引き続き発生します。特に、初期段階で無理をすると治療が長引くことが多いです。

・手首周りの筋肉や関節が硬くなっている

手首の筋肉や腱が硬くなっている場合、正常な動きができずに負担がかかりやすくなります。これによって、TFCC損傷の治りが遅くなったり、痛みが長引く原因になります。

いしばし整骨院は『根本改善』を目的とした施術を提供しております。その為、視診・触診、解剖学的理論に基づく検査を始めとする『問診』を大切にしております。どの筋肉が作用し骨の歪みや変形を作っているか、バランスを崩しているかを適切に見極め原因となる筋肉にアプローチを掛けていきます。

ハイボルト療法により、固まって使えていない筋肉に刺激を加え筋線維の活性化を図り、手首の関節が動きやすい状態を作ります。また、インパクト療法による細かい関節の動きを作り、再度関節が固まらない様に根本的に施術を行います。

TFCC損傷の回復期間は、損傷の程度や治療の方法によって異なります。一般的には、軽度の損傷であれば、数週間から1ヶ月程度で症状が改善されることが多いです。しかし、重度の損傷や、手術が必要な場合には、回復までに3ヶ月以上かかることもあります。

また、治療期間中に無理をせず、適切なリハビリテーションを行うことが非常に重要です。

無理に手首を使ってしまうと、再発のリスクが高まり、完治までの期間が延びる可能性があります。

おわりに

TFCC損傷は、手首に大きな負担がかかることで起こりやすいケガです。早期に適切な治療を受け、安静とリハビリをしっかり行うことで、スムーズな回復が期待できます。もし手首に痛みを感じたら、放置せずに早めにご相談ください。当院では、専門的な治療とサポートで、あなたの手首の健康をサポートします。

詳しくは当院までお気軽にお問い合わせください。